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癒やしゲーム ABZÛ

10月 6, 2020

読み方

勝手にアビズとか呼んでいたのですが、調べてみると、アブズ、アプスーと二通りの読み方があり、方言的な違いなだけで、どちらでも意味は同じということでした。
アブズ、アプスーは、神話に登場する神の住む空間のことで、海底に存在する淡水の海の事を指す言葉だそうです。
たしかにゲームをプレイしていると、海底なのに地上にいるような水の表現がされる、謎の場所が登場します。なるほどね~と納得。

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風ノ旅ビト

風ノ旅ビトで、砂と雪の世界を手掛けたアートディレクター、Matt Nava氏が、海の世界を舞台に腕を振るうと聞いて、発売前からワクワクしたゲームです。
当初、国内ではPC版しかリリースされませんでしたが、現在ではPS4やNintendo Switchでも遊べます。

美しいグラフィックスはアート

トゥーンレンダリングで作られた海の世界は、リアルというよりはアニメ調に近いグラフィックスです。写実的なCGが好きなのですが、実際にゲームをプレイしてみるとアニメ寄りなグラフィックスの意味が分かりました。
「この手法でしか表現できない美しさがそこにある」
お金のかかったAAA級ビッグタイトルの、とてつもなくリアルなゲームの美しさとはまた違う、芸術的な美しさがあります。
まあ芸術的なことは分からないので、すんごいキレイと思うだけですが、本当にエモーショナルな作品です。

直感的なゲーム性

風ノ旅ビトと同じように、いっさいの会話や言葉がなく、ただただ本能のまま海を漂うゲーム。
言葉はなくても、ステージ構成や登場する遺跡を探索する中で、ストーリーラインが見えてくる演出の数々。
ストーリーを楽しみつつ、ポーンという音波で魚たちとのコミュニケーションを取って、一緒に泳いだり、大きな魚、クジラ・イルカ・サメ・マンタなどに、つかまってコバンザメのように引っ張ってもらったり。
魚の表示数が多いので魚群に突っ込んでいくのも楽しい。突っ込むだけでなく大群にまぎれて高速で回遊するシーンは最高!

雰囲気を楽しむ、海中お散歩ゲーム

普通にプレイしても3時間程度しかありませんが、この世界に浸っていたくて何回も遊んでしまいます。お気に入りのステージでずーっと遊んでいたり、放置しておくと鑑賞モードになるのでアクアリウムにしたりと楽しみ方もいろいろ。
通常流れる音は環境音がメインになりますが、ヘッドホンやサラウンド環境など、音響にも気を使うと更に魅力が高まります、既にプレイして飽きたなんて方に、特に試していただきたい。
手軽に海中お散歩の楽しめるゲームABZU、みなさんにも遊んでもらいたいな~。

ご覧いただきありがとうございました。

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