「原神」個人情報とかスパイウェアのこと

ツイッター トレンド inしまくり
正式リリース前から盛り上がりを見せていた「原神」ですが、2020年9月28日の正式サービス開始と同時に、ツイッターには原神関連のワードが続々トレンドに浮上。
好意的なワードも多いが、ネガティブなワードも同じくらい多い印象で、特に問題となっている物をピックアップ
●利用規約に個人情報の完全なる保護は出来ないとある
●ゲーム自体をアンインストールしても残る謎のプログラムがある
●そのプログラムが勝手に動き続ける為スパイウェアではと疑われる
HDD破壊
さらに面白いのが「HDD破壊」というワードがトレンド入りしたこと。これは過去に起きた事件 PSO2(ファンタシースターオンライン2)のアップデートの際に、更新データをダウンロードするとユーザーのハードディスク(HDD)データを勝手に削除してしまう、という事件のことを指している。※削除されるデータ量はまちまちだが、ゲームとは関係のない領域も消されてしまうため、甚大な被害を被った人も多い。
この事件を知っている人たちが、原神のスパイウェアくらいで騒ぐな、こっちはHDD破壊するゲームしてるんだぞと謎のマウント取りで遊び始め、半日くらいはトレンド入りしていたようです。
トレンドの並びだけ見ると、原神が個人情報を抜き取るスパイウェアで、HDDを破壊するかのような風評被害を被る形となっていました。
誤解を解く運営の発表
スパイウェアと疑われている件に関して迅速な公式発表が行われ、「あくまでアンチチートプログラムであり、ゲーム削除後にも残るのは、アンチチートが削除された状態の間にチートを挿入されるのを防ぐため」と公式文書を発行。さらに30時間以内にはこの問題を解決するとした。
ネット上でも擁護の声
ネット上でも反論が出ており、アンインストール後にデータが残るのは問題だが、マルウェア検査を行っても問題は検出されず、対象プログラムが不正にデータを送信している証拠もない、という意見が増えてきた。
利用規約に関しても
さらに利用規約の、個人情報を完全には保護しないとした記述についても、有名なゲームの利用規約には似たような記述があることは珍しくない、という意見が。アズレン・アークナイツ・雀魂などの具体名の他に、FGOの免責事項にも「本アプリの完全性、確実性、妥当性、信頼性、有用性、目的適合性、お客様の使用環境との適合性等本アプリについて何らの保証も行わないものとし」とあるように、ユーザーが普段読まないだけで、こういった記述は当たり前の事であることが認知されてきた。
好材料
以上のような事から、ネガティブな意見はあっという間に沈静化しましたが、反論や運営発表はネガティブなニュースに比べて大きな話題になりにくく、そのままネガティブなニュースを信じている人もいるし、既にゲームをやめたか、遊ぼうとしてたけど別のゲームに流れたなんて人もいたでしょう。
しかし、盛り上がったことに変わりありません、ピンチこそチャンスで、運営の迅速な対応があった事によってイメージダウンよりもアップした部分のほうが大きかったかもしれません。
時間が経てばその結果も見えてくると思いますので、今後がたのしみです。
※翌日にはクリップボードデータ取得問題が発生↓
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